市川の方より遺産相続に関するご相談
2020年04月06日
Q:遺産相続について家族と意見が合いません。アドバイスをお願いします。(市川)
地元市川で母と暮らしていた父が先月亡くなり、遺産相続の手続きを進めていますが、母が手続きに協力をしてくれません。相続人は、母と私と弟の3人になります。家族ですので遺産相続といってもスムーズに話し合いができると思っていましたが、母は父の財産について全く情報を出してくれず、それどころか話し合いもせずに一方的に遺産分割協議書を作成し私達に送りつけてきました。私も妹も現在市川を離れておりますが、子供達も含め父と母とは関係が良好だと思っておりましたので、一方的な行動に戸惑っております。母との関係性を悪化させずに、円満に遺産相続を解決させたいので、ぜひアドバイスをお願いいたします。(市川)
A:遺産相続は一つ一つ丁寧に手続きを進めていきましょう。
相続に立ち会う機会というのは、長い人生において何度も出会うものではありません。ですから、焦らずに一つ一つを丁寧に手続きしていくことが大事になります。遺産相続では、大きな金額が動く事も多いため、家族や親族間でのトラブルに発生しやすいという点があります。今まで良好であった関係が些細な事で崩れてしまうのは、誰しも避けたい事だとおもいますので、もし相続が複雑になりそうだと不安をお持ちの方は早い段階から専門家へと相談をしましょう。
今回のご相談についてですが、お問い合わせいただいたご相談者様も相続人になりますので、相続財産について調査をすることが可能です。もし遺産分割協議書とともに財産の内容を証明する書類が添付されていなければ、相続財産の確認をすることをおすすめします。ご実家の名義はお父様であった場合には、その実家である不動産の情報を集めます。銀行等に預金がある場合には、預け先の金融機関へと残高の内容を開示してもらう手続きをします。その他にも、有価証券や車をお父様が生前に所有していた場合にはそれぞれ財産の内容を証明する書類を集めます。それぞれの財産の内容を証明する書類には書式や形式に定めがあるものも含まれますので、それぞれの取得方法に応じた内容の資料を集めていきましょう。ここで集めた資料は、その後の相続手続きでも必要になりますので、大切に保管をしておきましょう。これらの相続財産の資料が揃ったら、その内容を一覧にして財産目録を作成しましょう。この財産目録があることで、相続人同士での話し合いがスムーズに進む事に繋がりますので、財産について把握できてないといった場合には、まずは財産の資料をあつめて相続財産の内容を確認しましょう。注意が必要な点として、ご自身が相続人ではない場合にはこういった相続財産についての資料を請求する事は出来ませんので気を付けましょう。
市川の相続手続きを得意としております市川相続遺言相談センターでは、今回のような一方的に遺産分割協議書を送り付けられた等のご相談にも随時対応をしております。親族間での相続手続きに関するお困りごと等は、円満に解決をしたいものです。専門家が間に入る事でスムーズに解決できるケースも多くありますので、まずは現在のお困り事を当センターへとご相談下さい。円満に相続が完了するよう全力でお手伝いをさせて頂きますので、お気軽に無料相談までお越し下さい。