
相続手続き - 市川 錦糸町 相続遺言相談室 - Page 4
2022年03月01日
Q:私の相続が発生した場合、別れた妻は相続人になるのでしょうか。司法書士の先生、教えてください。(市川)
私は市川のマンションで内縁関係にある女性と暮らしている60代会社員です。最近大きく体調を崩したこともあり、自分が所有している財産をどうするべきか考えるようになりました。
私には10年前に別れた妻がいるのですが、その理由が理由でしたので、万が一にも自分の財産が彼女にわたるような事態は避けたいと考えております。
私の身にもしものことがあり相続が発生した場合、別れた妻は相続人として財産を受け取る権利があるのでしょうか?ちなみに私と別れた妻の間に子供はおりません。(市川)
A:ご相談者様の相続が発生したとしても、別れた奥様は相続人にはなりません。
被相続人(今回ですとご相談者様)の配偶者として相続人になるのは、法律上の婚姻関係にある方です。よって、すでに離婚されている奥様が相続人となることはありませんので、どうぞご安心ください。
また、別れた奥様との間にはお子様がいらっしゃらないとのことですので、お子様を通してその奥様に財産がわたる心配もないといえるでしょう。
なお、ご相談者様がこのままお亡くなりになった場合、所有していた財産は民法によって定められた法定相続人が承継することになります。
〔法定相続人の順位〕
- 第一順位…被相続人の子もしくは孫(直系卑属)
- 第二順位…被相続人の父母もしくは祖父母(直系尊属)
- 第三順位…被相続人の兄弟姉妹もしくは甥姪(傍系血族)
※配偶者は常に相続人となるため、順位の定めはありません
今回のケースですと第一順位の相続人は不在ですので、第二順位であるご相談者様の父母(亡くなっている場合は祖父母)が相続人として財産を承継します。
もしもご相談者様が内縁関係にある女性にご自分の財産を残したいとお考えの場合には、公正証書遺言で遺言書を作成しておくと良いでしょう。内縁関係にある女性には相続人として財産を受け取る権利はありませんが、遺言書を作成しておけば相続が発生した際に受遺者として財産を受け取ることが可能となります。
市川錦糸町相続遺言相談室では、市川をはじめ市川周辺の皆様の頼れる専門家として、相続・遺言書作成に関するお悩みやお困り事の解決をサポートしております。
初回相談は完全無料で対応させていただきますので、どんなに些細なことでもまずはお気軽にご相談ください。豊富な知識と経験を持つ司法書士が懇切丁寧にお話しをお伺いいたします。
市川錦糸町相続遺言相談室の司法書士ならびにスタッフ一同、市川の皆様からのご相談を心よりお待ちしております。
2021年08月04日
Q:相続手続きの際に必要な戸籍が何かいまいちわからないので司法書士の先生に教えていただきたいです。(市川)
市川に現在住んでいる50代会社員です。市川市内の病院で先月父が亡くなりました。
相続人はおそらく母と私の二人のみだと思われます。
父の相続財産として市川にいくつかの不動産と預貯金がありました。
先日市川にある銀行へ準備しておいた父が亡くなったことが分かる戸籍と自分の現在の戸籍を提出しました。
しかし、それだけでは手続きができないと銀行側から言われてしまいました。
他にどのような戸籍が必要だったのかわかりません。
そのため相続手続きがなかなか進められずにいます。
司法書士の先生に相続手続きの際に必要な戸籍が何なのか教えていただきたいです。(市川)
A:相続手続きには様々な戸籍が必要になります。
この度は市川錦糸町相続遺言相談室へお問い合わせありがとうございます。
戸籍には様々な種類があるため混迷される方もいると思います。
相続手続きにおいて一般的に下記の戸籍が必要となります。
- 被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本・除籍謄本・改正原戸籍謄本
- 相続人全員の現在の戸籍謄本
被相続人の出生から死亡までの戸籍にはお父様がいつ誰と誰の間に生まれて、兄弟が何人いて、誰と結婚して、子供が何人いるかといった細かい情報が全てが記載されています。
この戸籍によってお父様が亡くなった時点で配偶者はいないのか、子供はご相談者様以外いないのかを確認することができます。
万が一、お父様に隠し子や養子が存在した場合、ご相談者様以外にも相続が発生しますので、早めにお取り寄せることをおすすめします。
戸籍を取る際には必ず役所にて請求を行う必要があります。
通常亡くなった方の最後の本籍地を管轄する役所へ出生から死亡までに戸籍を請求することでその役所にある戸籍から出してもらうことが可能となります。
遠方に役所があり、直接役所に出向くことが難しい場合には郵便での請求の取り寄せが可能となりますので各種のホームページ等にてご確認ください。
たとえ、相続人が一人であったとしても戸籍謄本を揃える等、相続手続きには時間や手間がかかります。
しかし、そのためなかなか手続きが進まなく困っているという方も多数いらっしゃいます。
市川錦糸町相続遺言相談室では専門家による初回無料相談を行っております。
市川周辺にお住まいの皆さま、相続が開始したらまずはお気軽にご相談ください。
2021年05月10日
Q:父の財産を相続することになりました。司法書士の先生、相続手続きを終えるまでのおおよその期間について教えてください。(市川)
私は市川の実家で父と二人暮らしをしている50代の女性です。先日のことですが父が突然亡くなり、葬式は慣れ親しんだ市川の実家でしめやかに営みました。父には預貯金と私たちが住んでいた市川の実家があり、すでに母は亡くなっているので私がその財産を相続することになります。これらの財産を相続するためには相続手続きをしなければならないと思いますが、一人でやることになるのでどれくらい期間がかかるのか予想がつかない状態です。相続手続きを終えるまでどのくらいかかるものなのかを行政書士の先生に教えていただきたいです。(市川)
A:相続手続きを終えるまでの期間は、相続する財産の種類により変動します。
結論から申しますと、相続手続きを終えるまでの期間に関してはどのような財産を相続するかによって変動します。ご相談者様のケースですと預貯金と不動産を相続されるとのことですので、今回はこの2つの手続きに絞ってご説明いたします。
【預貯金(金融資産)の手続き】
預貯金を相続するにあたっての手続きとしては、お亡くなりになった被相続人(お父様)の口座を解約し、口座にあった預貯金を相続人の口座に振り込んでもらうことになります。その際に準備することになる書類は以下の通りです。
- 戸籍謄本一式
- 遺産分割協議書
- 印鑑登録証明書
- 各金融機関の相続届 等
上記の書類は遺言書がない場合に準備することになるもので、遺言書がある場合や金融機関によって提出を求められる書類は多少異なります。ホームページなどであらかじめ確認しておくと良いでしょう。手続きの完了までにかかる期間は、資料の収集と法務局への申請を合わせて最長でも2ヶ月半程度とみておけば問題ありません。
【ご実家(不動産)の手続き】
ご実家を相続するにあたっての手続としては、お亡くなりになった方が所有する不動産の名義を相続人の名義へと変更することになります。その際に準備することになる書類は以下の通りです。
- 戸籍謄本一式
- 被相続人の住民票除票および相続人の住民票
- 遺産分割協議書
- 印鑑登録証明書
- 固定資産税評価証明書 等
手続きの完了までにかかる期間は預貯金の手続きと同様、最長でも2ヶ月半程度とみておけば良いでしょう。
このように2種類の財産を相続するだけでも、手続きを完了するまでにはそれなりの日数がかかります。そんな時はぜひ市川錦糸町相続遺言相談室まで、お気軽にご相談ください。市川錦糸町相続遺言相談室では市川にお住まいの方をメインに、遺産相続に関するお悩みやお困りごとをサポートしております。初回無料相談を行っておりますので、スタッフ一同、市川にお住まいの皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。
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(2023年4月毎週金曜日掲載)